ページの先頭です。
メニューをスキップして本文を読む

GROUP STUDY EXCHANGE ROTARY DISTRICT 2650

GSE メインメニュー

GSE参加者の雇用主からの視点

参加者の雇用主からの視点:長谷川千恵さん

株式会社メイクウェイスタディセンター代表取締役

GSE参加者の雇用主からの視点:長谷川千恵さんの肖像写真1

自社社員を送り出すにいたった経緯

国際人育成の英会話教室:株式会社メイクウェイ・スタディセンター代表取締役の長谷川です。私が自社のスタッフに、GSEに応募することを勧めた経緯をお話しいたします。

私はロータリアンとして、本年度2650地区GSE委員会委員を担当することになり、GSEという国際的な教育プログラムを知れば知るほど、このプログラムを周りの方々に伝えていきたいと思うようになりました。委員としての責任もあり、ロータリークラブ内や、その他の私のネットワークへと働きかけました。

弊社でマネージャーを務めている女性スタッフ・三樹は、開校当時の生徒でもあり、英語力を身に付け卒業後、オーストラリアにも留学いたしました。帰国したあともご縁があり、弊社に入社し、現在で5年目を迎えていました。

資格の取得または、再度海外留学など、次の目標が必要な時にきていました。そこで、弊社スタッフ・三樹にもGSEプログラム参加のチャンスをあたえてみてはどうかと思い、本人に伝えましたところ、応募に意欲を示し、選考試験にも合格することができました。

GSE参加者の雇用主からの視点:長谷川千恵さんの肖像写真2

社員を送りだす上で問題点はなかったか

正社員は彼女を含めて2人。あとは、非常勤務が3名。契約スタッフが5名。GSE団員に選ばれた彼女は、弊社のかなめでもあります。合格したものの、中核となって仕事をしている彼女が不在の1ヶ月を、どのように運営していくのか現実的な問題に直面したのも事実です。

社員の穴をどう埋めるのか

小なりといえども、組織としてどのような役割と責任を分担しているのか。スタッフ皆で整理をしました。基本的には、ワークシェアーの形で皆が分担することになりました。当校OBやインターン生にも、短期のパート勤務を呼びかけ、この機会にマネージメント職を体験していただくことにしました。プラスに発想すると、新規人材育成のチャンスにもなると、可能性を無限大にいたしました。

送りだす社員へ期待すること

弊社では、人間力と国際力、両面を伸ばしていく教育活動を行っていますが、特にアメリカで研究が進んでいるEQ(心の知能指数)を取り入れた教育現場を視察し、学んで来たいという意欲を三樹は持っています。

日本にはない相手国独自の教育の理論と実技を学ぶことにより、自身の仕事に深さと広さが身につくことを期待しています。そして、今後の仕事にそして、生き方に決断力と行動力を持ち、自信をもって仕事に取り組んでほしいと期待しています。

送り出す(経営者)側のベネフィット

経営者にとって、生産性を高めることや、少しの福利厚生にも経費を節減したい思いは当然あります。しかし、経営者はそれだけの器で果たして良いのでしょうか。

企業は人なり──私は、会社のビジョンと社員の夢がリンクする接点を見つけながら、会社と社員は共存共栄すべきと考えています。私は、会社のビジョンと社員の夢がリンクする接点の1つがGSEであると感じました。実際、彼女は派遣団員に選ばれてから、仕事に対する意識、そしてGSEに対する意識の両面が高まったと感じています。帰国後の成長も大いに期待したいと思います。

お読みいただきまして、ありがとうございました。


*   *   *


*   *   *

GSEプログラムご案内
ロータリー財団の研究グループ交換(RID2650)プログラムとは

*   *   *

長谷川千恵さんに直接質問してみる
(※時期により返答が遅くなることをご了承ください)

全角 例)山田太郎
半角英数字のみ 例)yamada@example.com