ページの先頭です。
メニューをスキップして本文を読む

GROUP STUDY EXCHANGE ROTARY DISTRICT 2650

GSE メインメニュー

GSEプログラムご案内

GSEプログラムとは

ロータリー財団:研究グループ交換プログラム

ロータリーとは

ロータリーは、世界中の事業および専門職務のリーダーからなる国際的組織で、人道的奉仕活動を行い、職業における高い道徳基準を奨励し、世界中で親善や平和を築くために助力しています。

世界168カ国に約32,000のクラブを擁し、120万人の会員が活動するロータリーは、世界中の人々が直面する最も深刻な問題(貧困、紛争解決、保健、飢餓、識字能力の欠如、ポリオ撲滅)に焦点を当てた地域社会プロジェクトを計画、実施します。

研究交換グループとは

国際ロータリーのロータリー財団研究グループ交換(GSE)プログラムは、事業と専門職務経験の浅い25歳から40歳の男女に、文化と職業交流のまたとない機会を提供します。

このプログラムは、対になった異なる国の地域間を訪問し合うため、若い参加者から成るチームに旅費として補助金を支給するものです。

チーム・メンバーは、4週間から6週間にわたり、受入国の制度や生活様式を観察し、他国における自分と同じ職業の実践の様子を見学し、個人的かつ職業上の関係を育み、意見を交換します。

あらゆる規模の企業、地域社会団体、医療および教育機関、政府機関、非営利団体に勤務する人々がチーム・メンバーとして受け入れられます。

なぜ参加するのか

このプログラムで一生に一度の充実した体験を味わう参加者は、帰国するまでに文化的な視野が広がるのみならず、国の歴史や言語、商業、政府に関する新たな理解を得ることになります。

GSEは、指導力を養い、チーム作りに取り組み、自信を培うまたとない機会を提供するものです。このプログラムの目的は、仲間との出会いや生涯の友情を築く機会とを提供することによって、国際化の進む職場に働く若い専門職従事者の職業に貴重な影響を与えることです。

GSEプログラム参加者の感想──中西薪子さん(フィンランド)
GSEプログラム参加者の感想──本間太郎さん(フィンランド)

参加者の雇用主と地域社会にもたらされる利益とは

GSEは、現在勤めている会社を将来担っていくことになる次世代の若いリーダーたちの国際的視野を広めます。GSE参加者は、帰国する頃には、異文化で仕事をする人々に対する寛容、協力を促すような新しいコミュニケーション・スキル、円滑化の能力を身につけることができます。

GSEは、参加者が技能を伸ばし、異なる方法論を学び、地域社会のニーズに応えるための準備をすることによって、独創的な角度から問題解決に取り組む力を育みます。

その他、地元や海外のメディアが交換に関するインタビューや写真、記事などを取り上げる可能性もあるため、GSEは、会社や組織の認知度を高めるための広報に格好の機会となります。

参加者の雇用主からの視点ご案内
長谷川千恵さん(株式会社メイクウェイスタディセンター代表取締役)


参加者の雇用主からの視点ご案内
堀井正光さん(京都府乙訓郡大山崎町役場)

参加資格があるのは

GSEチーム・メンバーの申請者は、以下の条件を満たしていなければなりません。

GSEに最もふさわしい候補者は、上記の資格条件を満たし、異文化圏の人々に対する関心を持つ前途有望な若いリーダーたちです。

GSEは、最も優秀な実績を上げている社員に対する報酬として、あるいはリーダーとして将来有望とみなされているが国際経験が浅い若い社員に対する教育の機会として提供するのに最適な方法と言えます。

注:参加者の配偶者は、チームに同伴することはできません。また、ロータリアン、ロータリー・クラブ、ロータリー地区、国際ロータリーおよび他のロータリー関連組織の職員、ロータリアンおよびロータリー職員の配偶者、直系尊属(血縁による両親または祖父母)、直系親族(血縁による子または孫、入籍している養子)、直系親族の配偶者は、申請する資格がありません。

プログラムの内容

チームは、通常、異なる分野の職業に携わる4人から6人のロータリアン以外のメンバーと、1人のロータリアンにより構成されます。

GSEプログラムの実施期間は、4週間から6週間です。交換期間中、チームはホストファミリーとなるロータリアンの家庭に滞在しながら、受入地区内の企業、庁舎、地元団体を訪問し、地元の歴史や文化にゆかりのある地を巡り、母国と自らの職業についてのスピーチを行います。

チーム・メンバーには、出発前に、派遣ロータリー地区からオリエンテーションと文化に関するプレゼンテーションが提供されます。その内容は、言語研修、現地で行うスピーチの練習、ロータリー・クラブ訪問の他、国際ロータリーの使命と財団プログラムの背景の説明などです。受入国は、チーム・メンバーの申請と選考が行われる前に、既に決定しています。

提供されるもの

ロータリー財団は、各チーム・メンバーに対し、自国から受入国までの最低価格の往復航空運賃を支給します。受入地区滞在中の食費、宿泊費、地域内のグループの移動費は、受入地域のロータリアンが負担します。

個人的に旅行する場合の費用をはじめ、研究旅行の前後および交換期間中に生じた一切の個人的費用や雑費は、すべてチーム・メンバー自身の負担となります。

参加者に期待されること

──出発前──
  • オリエンテーションならびにグループ会議に参加し、旅行に必要な書類を入手する。これには、ビザ、パスポート、医療保険などが含まれる。
  • ──交換旅行中──
  • チーム・リーダーの決定を受け入れる。
  • ロータリー受入地区の会合で行うことが義務づけられているスピーチの義務をすべて果たす。
  • 個人活動が予定に組まれている場合を除き、研究旅行期間中は常にチームと行動を共にする。
  • 自国とロータリー財団にプラスになるような行動水準を保つ。
  • ──帰国後──
  • 派遣地区およびロータリー財団により義務づけられている交換旅行の最終報告書を作成し、提出する。
  • ロータリー・クラブやその他の集まりで、GSEの体験についてスピーチをする。
  • 申請するには

    申請締切日については、地元のロータリー・クラブに問い合わせてください。申請は地元のロータリークラブを通じて行わなければならず、ロータリー財団に直接送付された申請書は審査の対象となりません。候補者は、ロータリアン指導者により構成された委員会によって選考されます。ロータリー・クラブの所在地、GSE申請資料、プログラムの指針に関する情報は、www.rotary.orgをご覧ください。



    「まったく想像を超える訪問体験でした。医療システムを研究し、医療保険について学んだほか、受入国の権威ある眼科医による手術にも立ち会うことができました。研究交換で学んだ技術を診療に生かし、身につけた最新の知識を自分の職業に取り入れることができます」

    「職業的な観点から言うと、自分の仕事においてなすべきこと、取るべき方向が明確になりました。以前は敬遠しがちだった人前でのスピーチなども含めて、いろいろ挑戦したいと思えるようにもなりました。帰国してから、自分自身に対する評価が高まり、自信が持てるようになったのです」

    「(GSEの)おかげで、私は生涯の友を得、それまでの居心地よく安全な領域から抜け出すことができました。その結果、自分という人間や価値観、そして人生で大切なものは何かということが理解できるようになったのです。想像もできなかったような形で人生を変えるような体験を覚悟しておいたほうがいいでしょう」

    「チーム・メンバーの誰もが、自分自身の内面を深く探り、それぞれの限界に挑戦しなければならない状況に何度も遭遇しました。さまざまな人々や文化、職業を体験したことが、私たちを人間としてより成長させてくれました。地球の裏側にいる人々と交流する機会に恵まれたおかげで、彼らへの理解を深めることができたばかりでなく、その結果として自分自身についてももっとよく知ることができるようになったのです。このようなすばらしい機会を与えてくれる団体が、ロータリーの他にあるでしょうか?